第18回遺伝子実験施設セミナー
下記日程で、第18回遺伝子実験施設セミナーを開催します。今回も、一昨年、昨年に引き続き、生命科学の研究材料である生物遺伝資源(バイオリソース)に焦点をあてました。ただし、バイオリソースシリーズは今回が最後になります。バイオリソースは、ライフサイエンス研究の基盤として最も重要な要素であり、貴重な資産です。今回はナス科植物及び果実発達研究のモデル植物であるトマト、遺伝学を基礎とした生命科学研究の実験研究用生物として最も有名なモデル生物のひとつであるショウジョウバエ、日本人にとって最も馴染みの深い魚のひとつであるメダカ、及び長寿(平均寿命28年)で、しかも老化抵抗性を示すげっ歯類として注目を浴びているハダカデバネズミに関する最新の話題を紹介します。多数の皆様のご来聴を歓迎致します。
テーマ:
「バイオリソース最前線・パート3」
日 時:2013年12月20日(金)14:00—17:00
場 所:熊本大学 生命資源研究・支援センター
遺伝子実験施設 6階 講義室(602)
(熊本市本荘2-2-1)
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[学内の地図]
(No.17の建物)
プログラム:
14:00~14:40 座長:澤 進一郎 先生(熊本大学 大学院自然科学研究科)
『遺伝子からトマトをデザインする』
筑波大学 生命環境系 生物圏資源科学専攻・蔬菜花卉学分野担当 教授
江面 浩
先生
14:40~15:20 座長:中村 輝 先生(熊本大学 発生医学研究所)
『行動遺伝学ツールとしてのショウジョウバエ』
名古屋市立大学 大学院薬学研究科 神経薬理学分野 教授
粂 和彦
先生
15:30~16:10 座長:北野 健 先生(熊本大学 大学院自然科学研究科)
『メダカバイオリソース 〜脊椎動物のin vivoモデルを目指して〜』
基礎生物学研究所 進化多様性生物学領域 バイオリソース研究室 准教授
成瀬 清
先生
16:10~16:50 座長:吉木 淳 先生(理研 BRC)
『老化耐性・がん化耐性ハダカデバネズミの分子生物学的研究の展開』
慶應義塾大学 医学部生理学 ハダカデバネズミ研究ユニット 特任講師
三浦 恭子
先生
16:50~17:00 座長:荒木 正健 先生(熊本大学 生命資源研究・支援センター)
総合討論