第20回遺伝子実験施設セミナー
下記日程で、第20回遺伝子実験施設セミナー「マイクロバイオーム」を開催します。
腸内細菌叢(フローラ)研究は古くから探求されてきましたが、近年細菌の持つ遺伝子をひとまとめにして調べるメタゲノム解析という研究手法によって,
マイクロバイオーム(棲息する微生物細菌叢とその代謝産物)
が明らかにされようとしています。これらは、消化管関連器官の健康にとどまらず,さまざまな疾患にも影響を与えていることがあきらかになり、マイクロバイオームは重要な研究課題となってきました。今回、腸内細菌と消化管疾患の研究についての第一人者である慶應義塾大学の
金井隆典
教授と、次世代シークエンス技術(NGS)の革新的進歩をいち早く取り入れ、マイクロバイオームを丸ごと調べるメタゲノム解析の先駆的第一人者である早稲田大学の
服部正平
教授をお招きして、マイクロバイオームの研究最前線のお話をお聞きすることにしました。
多数の皆様のご来聴を歓迎致します。
テーマ:
「マイクロバイオーム」
日 時:2016年 2月10日(水)15:00—17:00
場 所:熊本大学 生命資源研究・支援センター
遺伝子実験施設 6階 講義室(602)
(熊本市本荘2-2-1)
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[学内の地図]
(No.15の建物)
主 催:熊本大学 生命資源研究・支援センター 遺伝子実験施設
司 会:理化学研究所 バイオリソースセンター
マウス表現型解析開発チーム チームリーダー
熊本大学 生命資源研究・支援センター 客員教授
若菜 茂晴
先生
プログラム:
『消化器病専門医はいかにオミックス研究を展開すべきか?』
慶應義塾大学 医学部 内科学教室 消化器内科 教授
金井 隆典
先生
『NGS解析から見えてきたヒト腸内マイクロバイオームの新実像』
早稲田大学 理工学術院 先進理工学研究科 教授
服部 正平
先生