第19回遺伝子実験施設セミナー

 下記日程で、第19回遺伝子実験施設セミナー「小分子RNAによる生体制御とゲノム編集」を開催します。

 講師である群馬大学の畑田 出穂先生は、実験医学2014年7月号の特集「ゲノム編集法の新常識!CRISPR/Casが生命科学を加速する」の企画を担当され、先日横浜で開催された第37回日本分子生物学会年会でも、ワークショップ「ゲノム編集による哺乳類遺伝学の革命と生命科学研究の新展開」のオーガナイザーを、広島大学の山本 卓先生と2人で担当されました。

 また国立がん研究センター研究所の落谷 孝広先生は、実験医学2011年2月号の特集「ヒトの誕生・老化・疾患を運ぶエクソソーム 〜miRNA・タンパク質を輸送する細胞外小胞〜」、細胞工学2013年1月号の特集「疾患エクソソーム:病をもたらすパンドラの箱がいま開かれる 〜エクソソームを制する者が疾患を制する〜」、BIO Clinica 2014年6月号の特集「エクソソームによる疾患研究の新展開」等を企画されています。また2014年6月には、1回だけのごくわずかな採血で血液中のマイクロRNAをすぐ検出して、乳がんや大腸がんなど13種類のがんと認知症を早期発見する次世代診断システムの大規模な開発プロジェクトが、5年間で79億円の予算(NEDO)で始動したというニュースが流れ、テレビでも大きく報道されました。そのプロジェクトリーダーが落谷先生です。さらに2014年11月に、実験医学別冊『miRNA研究からガン診断まで応用∞! エクソソーム解析マスターレッスン 研究戦略とプロトコールが本と動画でよくわかる』落谷 孝広/編)が発行されました。

 多数の皆様のご来聴を歓迎致します。

テーマ:「小分子RNAによる生体制御とゲノム編集」

日 時:2014年12月12日(金)15:00—17:00

場 所:熊本大学 生命資源研究・支援センター 

    遺伝子実験施設 6階 講義室(602)

    (熊本市本荘2-2-1) 

    [グーグルMap] [学内の地図](No.15の建物)

主 催:熊本大学 生命資源研究・支援センター 遺伝子実験施設

共 催:熊本大学 拠点形成研究A

   『ゲノム編集技術を用いた次世代モデル生物の作製』

    Kumamoto BioResource Project (KBRP)

プログラム:

『小分子RNAによるゲノム編集法 - CRISPR/Cas 法』

  群馬大学 生体調節研究所附属生体情報ゲノムリソースセンター

  ゲノム科学リソース分野 教授

                  畑田 出穂 先生

『疾患エクソソームの機能解明と診断・治療への応用』

  独立行政法人 国立がん研究センター研究所

  分子細胞治療研究分野 分野長

                  落谷 孝広 先生