集細胞遠心装置
機種 | メーカー | 導入年 | 設置実験室 |
サイトスピン3 | SHANDON | H8 | 502機器分析室 |
サイトスピンは、体液、培養細胞などあらゆる浮遊細胞サンプルからスライド上に直接、細胞の単層標本を作製することができる集細胞遠心装置です。
詳しくは>Thermo scientificのHPへ
※後継機種「サイトスピン4」の説明になります。消耗品は、サイトスピン3にも適応します。
集細胞原理
試料中の細胞成分が液体成分以上に比重が高いため、遠心中に細胞に働く遠心力が、液体成分より大きいことを利用しています。試料中の細胞は、遠心力の方向であるスライドグラス上に集まり、液体成分は、毛細管原理により、ろ紙に吸収されます。
性能
わずか数分でスライドガラスへ細胞を6mm径、単一面に塗布します。
一度に遠心できる数:12個
回転数:200〜2000rpm
試料:0.2ml〜0.5ml
設備
Cytoclip Slide Clip 12個
TPX製サンプルチャンバー 6個(繰り返し使用。オートクレーブ可。)
利用に関して
- TPX製サンプルチャンバーは、使用後すぐに洗浄してください。
- TPX製サンプルチャンバーはオートクレーブ可能ですので、必要に応じてオートクレーブしてください。
- 消耗品は、用意しておりません。各自ご用意ください。
[更新2008.8.25]