【KMC】超解像レーザー顕微鏡 講習会のお知らせ
KMCでは平成24年度に超解像レーザー顕微鏡を導入いたしました。下記日程で、本装置の特長を知っていただくための講習会を行います。興味ある方は、ご参加ください。
日 時:平成25年6月27日(木) 13:30~ (約1時間)
場 所:遺伝子実験施設 6階 セミナー室
説明者:ライカマイクロシステムズ株式会社
ライフサイエンス事業本部 技術営業部
五十嵐 健 氏
内 容:
ライフサイエンスの分野において、生きた細胞や組織の微細構造を観察することは、最先端研究においては不可欠となっており、蛍光顕微鏡は必須なツールとなっている。
しかしながら、その対象物は従来の光顕技術の限界である200nm以下のものが殆どであり、それらの構造を観察する必要がある場合は、電子顕微鏡を使用する以外に方法がなかった。
STED 顕微鏡は、Confocalをベースとした唯一の超解像度顕微鏡であり、従来のConfocalと同じように非破壊でサンプル内部を生きた状態で、電子顕微鏡に迫る超解像度観察(<50nm)が可能である。
今回は、ベースとなる共焦点顕微鏡TCS SP8の機能とアプリケーション及びSTEDの原理とアプリケーションについてご紹介致します。
1.共焦点顕微鏡TCS SP8
・超高感度検出器HyDについて
・TCSS P8のアプリケーションについて
・White Light Laserとは?
2.超解像観察について
・STED原理について
・STEDのアプリケーション
※本講習会は操作説明会ではありません。