今月のお知らせ
   (平成28年8月)
2016年 8月17日 更新

内容:
(1)シーケンス受託について
(2)Genetyxネットワーク版使用説明会について
(3)第165回遺伝子技術講習会について
(4)第166回遺伝子技術講習会について
(5)『アクティブボード』について

<これまでのお知らせ>

(1)シーケンス受託について

 遺伝子実験施設は、平成28年4月14日と16日の2度の最大震度7を記録した熊本地震により甚大な被害を受け、3台あったキャピラリーシーケンサー(AB 310)はすべて破損し、使用不可能な状態になりました。その後、修理可能だった2台については、6月15日に1台、7月25日にもう1台の修理が完了し、それぞれショートキャピラリー用及びロングキャピラリー用として使用しています。さらに6月27日に理研からの貸し出し機器として16本タイプのキャピラリーシーケンサー(AB 3130xl)が搬入され、セットアップされました。
 そこで、3130xlについてはスタッフ専用とし、これまで中断していたシーケンス受託事業を再開します。3130xlの導入により、解析精度と共に処理能力が大幅に改善されましたので、シーケンス反応から行う受託解析(シークエンス反応と泳動)として、これまでの1サンプル2000円から1サンプル1000円に値下げします。また新たに、シーケンス反応済みのサンプルの泳動受託(泳動のみ)も始めることにしました。この場合は、16サンプルまでの泳動1回2400円とします。1サンプルでも16サンプルでも2400円です。平成28年8月10日から実施します。詳細は『新・シーケンス受託』ホームページをご覧ください。

(2)Genetyxネットワーク版使用説明会について

 平成28年8月19日(金)13:30〜15:00に、Genetyxネットワーク版の使用説明会を開催します。基本的に今まで使用したことの無い初心者を対象にしていますが、既に使用されている方からの質問も受け付けます。質疑応答だけ参加したいという方も歓迎します。詳細はホームページをご覧ください。

(3)第165回遺伝子技術講習会について

 平成28年8月31日(水)15:30〜17:00に、第165回遺伝子技術講習会『次世代シーケンサの原理とアプリケーションの紹介、キャピラリーシーケンサとの違い』を開催します。詳細はホームページをご覧ください。

(4)第166回遺伝子技術講習会について

 平成28年9月1日(木)13:30〜14:30に、第166回遺伝子技術講習会『リアルタイムPCRの基礎から最新アプリケーション』を開催します。詳細はホームページをご覧ください。

(5)『アクティブボード』について

 平成28年8月の『アクティブボード』は、丹羽 仁史氏(熊本大学 発生医学研究所 多能性幹細胞分野)、入江 厚氏(熊本大学 大学院生命科学研究部 免疫識別学分野)、匂坂 正孝氏(熊本大学 医学部附属病院 小児外科・移植外科)にお願いしました。各ポスターのAbstractもアクティブボードのページに掲載していますので、是非ご覧ください。