今月のお知らせ
   (平成20年 4月)
2008年 4月 2日 更新

内容:
(1)GENETYXネットワーク版の導入について
(2)利用者負担金の見直しについて
(3)遺伝子実験施設の利用方法について
(4)『アクティブボード』について

<これまでのお知らせ>

(1)GENETYXネットワーク版の導入について

 遺伝子実験施設では、遺伝情報解析ツールのひとつとして、遺伝情報処理ソフトウェアGENETYXを利用しています。これまでクライアント・サーバー版(GENETYX-SV/R)のサーバーマシンとして、ワークステーション(富士通、GP7000Sモデル10)を使用してきました。しかしながら、老朽化が激しく、交換部品も確保できないという理由で、年間保守契約を平成19年3月いっぱいで終了しています。
 一方、GENETYXのメーカーである株式会社ゼネティックスでは、数年前からネットワーク版の販売を開始し、Windowsマシンをサーバーマシンとして使用できる様になりました。
 そこで、平成19年度予算でGENETYXネットワーク版を導入しました。クライアントソフトはクライアント・サーバー版と共通です。ただし、ネットワーク版はMac OS9に対応していません。従って、クライアントマシンとしてMac OS9を利用されている方は、これまで通り、ワークステーションをサーバーとして利用して下さい。
 クライアントマシンにおいてWindowsおよびMac OS Xを利用されている方は、ネットワーク版を利用できます。
 ネットワーク版のサーバーマシンは、Windowsマシン(FUJITSU FMV-7000FL2)です。クライアントライセンス数は12です。即ち、WindowsマシンおよびMac OS Xマシン合計12台まで同時使用可能です。
 また、ワークステーションが壊れるまでの間は、これまで通りワークステーションをサーバーとして使用することも可能です。こちらの方もクライアントマシン10台が同時使用できます。従って、現在、ふたつのサーバーを併用することで、最大22台まで同時使用可能です。使い分けは、Login時の「Host」に記入するサーバーマシンの「IPアドレス」を切り替えるだけです。
 ただし、ワークステーションにトラブルが発生し、修理費が高額になりそうな場合及び修理不能な場合は、クライアント・サーバー版の使用を中止します。予めご了承下さい。

(2)利用者負担金の見直しについて

 遺伝子実験施設では、消耗品や機器の使用記録に基づいて集めている利用者負担金の一部を、平成20年4月1日から見直すことにしました。
 今後も変わらず皆様の研究を支援させていただくためにも、ご理解の上宜しくご協力お願い申し上げます。

変更
(A)機器使用料金
   ・蛍光顕微鏡(正立及び倒立)(507号室)
   使用時間1時間につき100円
追加
(A)機器使用料金
   ・オールインワン蛍光顕微鏡(514号室)
   使用時間1時間につき100円


(3)遺伝子実験施設の利用方法について

 昨年に引き続き、今年も遺伝子実験施設利用者説明会は開催しません。施設の紹介や施設の利用方法については、「施設利用法(利用の手引き)のページ」をご覧下さい。
 また、スタッフへの質問やご意見は、平日の10時から16時まではいつでも承りますので、遠慮なく御連絡下さい。

(4)『アクティブボード』について

 平成20年 4月の『アクティブボード』は、徳永 和明氏(発生医学研究センター 器官制御分野)、ウイルソン 森藤 政代氏(大学院医学薬学研究部 腫瘍医学分野)、及び森川 崇氏(大学院医学薬学研究部 腫瘍医学分野)の3人にお願いしました。各ポスターのAbstractも『アクティブボード』のページに掲載していますので、是非ご覧下さい。