GTC On Line News No.945
2008年11月18日
GTCNewsNo.944(2008年11月12日)でお知らせしました通り、
本日14時より、下記の通り第102回遺伝子技術講習会を開催します。
多数の方の御来聴を歓迎いたします。
=== 第102回遺伝子技術講習会 ===
開催日時:2008年11月18日(火) 14:00〜16:00
場 所:熊本大学 生命資源研究・支援センター
遺伝子実験施設 6階 講義室【602】
講 師:アプライドバイオシステムズジャパン
アプリケーションサポート部 橋詰 航 氏
テーマ:次世代シーケンサーSOLiD TM システムで広がる可能性
要 旨:
SOLiDTMシステムは大量のDNA配列解読を可能とするアプライドバイオシステムズの次世代シーケンサーです。1回のランで1億数千万のタグ配列、塩基数にして最大60億bp (6G)の参照配列へマッピング可能な配列情報を取得することが可能です。さらに、2ベースエンコーディングケミストリは、真のSNPとランダムなエラーもしくはシステム上のエラーを識別することを可能とし、99.9%の精度を実現しました。このようなハイスループットかつ高精度な次世代シーケンサー SOLiD TMシステムの登場により、これまで実現が難しかった様々な解析が可能となってきております。
今回のセミナーではSOLiD TMシステムのシーケンス原理、SOLiD TMシステムの特徴を生かしたアプリケーション例としてメイトペアライブラリを利用したリシーケンス、発現解析、 ChIP-seqなどの実例のご紹介、さらに最新のキット情報を含め、今後の展望・ワークフローなど広くご提案させていただく予定です。新たなステージに入ったゲノム解析ですが、アプライドバイオシステムズの製品群とSOLiD TMシステムの組み合わせが皆様のご研究にきっと貢献できると確信しております。
☆プログラム☆
☆ SOLiD TM システムの概要とワークフロー
SOLiD TM システムの概要
ライブラリ調整と特徴 —フラグメントライブラリとメイトペアライブラリ—
シーケンシングケミストリー
2塩基同時解読法による高精度なシーケンシング
☆ SOLiD TM システムを使用したアプリケーションおよびデータ実例
全ゲノムリシーケンス・SNPの網羅的同定・網羅的発現定量
Small RNA検出キット・ChIP-seq・メチレーション解析
☆ たゆみなき進化 —SOLiD TM システムの今後の展望—