GTC On Line News No.934

2008年 9月25日

下記日程で、第100回遺伝子技術講習会を開催します。
今回は、日本モレキュラーデバイス株式会社の古山 幸弘氏にお願いしました。
多数の方の御来聴を歓迎いたします。

=== 第100回遺伝子技術講習会 ===
開催日時:2008年10月21日(火) 14:00〜15:30
場 所:熊本大学 生命資源研究・支援センター
    遺伝子実験施設 6階 講義室【602】
講 師:日本モレキュラーデバイス株式会社
    アプリケーションサイエンティスト 古山 幸弘氏
テーマ:「細胞イメージスクリーニングシステムセミナー」
要旨:
蛍光顕微鏡をベースに画像解析ソフトウェアを組み合わせた細胞イメージスク リーニングシステムが、有用な創薬ツールとして製薬企業に導入されてきまし た。近年では製薬企業だけでなく、大学、研究機関も導入しつつあります。
細胞イメージスクリーニングシステムは、96ウェルや384ウェルなど細胞培養 プレート上の蛍光色素で染色された細胞画像を自動的に取得し、画像解析ソフ トウェアで蛍光輝度値や面積など様々な測定項目を数値化します。多サンプル 測定ツールとして利用されているプレートリーダーでは測定できない細胞内局 在、顆粒形成、形態変化などを数値化することができます。
また、細胞イメージスクリーニングでは、ひとつの画像から多種類の測定デー タを得ることができます.多項目データを組み合わせたプロファイルを比較す るデータマイニングを活用することで、新しい特性の発見も期待されていま す。

このセミナーでは、弊社の細胞イメージスクリーニングシステム ImageXpress、画像解析、データマイニングソフトウェアの特徴と活用例をご 紹介します。
また、本システムの測定機およびソフトウェアをデモンストレーションいたし ます。顕微鏡画像の取得、顆粒検出やポピュレーション計算などの画像解析、 多項目データからのプロファイル解析の実際をご覧ください。