GTC On Line News No.928
2008年 9月 6日
<<<<< 今月のお知らせ・平成20年9月 >>>>>
内容:
(1)第98回遺伝子技術講習会について
(2)公開講座「くらしの中の生命科学」について
(3)FACSCalibur使用説明会について
(4)『アクティブボード』について
*詳細はホームページをご覧下さい。
[http://gtc.egtc.jp/view/oshirase/0809]
(1)第98回遺伝子技術講習会について
下記日程で、第98回遺伝子技術講習会を開催します。
今回は、アフィメトリクス・ジャパン株式会社の林 義治氏にお願いしました。
多数の方の御来聴を歓迎いたします。
=== 第98回遺伝子技術講習会 ===
日 時:2008年9月18日(木)14:00〜15;00
場 所:熊本大学 生命資源研究・支援センター
遺伝子実験施設 6階 講義室【602】
講 師:アフィメトリクス・ジャパン株式会社
フィールド・アプリケーション・スペシャリスト 林 義治氏
テーマ:「DNAマイクロアレイ技術の最新アプリケーション紹介」
要 旨:
GeneChipが世に出てから15年ほどたちますが、その性能は飛躍的に向上しま した。発売当初は1cm四方のガラス基板に1万種類ほどのコンテンツ搭載が限度 でしたが、現在では一枚に650万種類以上の配列の異なるオリゴヌクレオチド を固相化することができます。集積度の向上により、DNAマイクロアレイは今 や遺伝子の発現解析のみでなく、全トランスクリプトーム解析、SNP解析、エ ピジェネティクス解析、染色体コピー数解析といったものにまで応用範囲が広 がっています。また、測定精度の大幅な向上によって、診断分野への取り組み も進んでおり、FDAがDNAマイクロアレイの性能評価を実施するプロジェクトチ ームを結成し、予防診断、オーダーメイド医療への応用を模索しています。
本セミナーでは、GeneChipをはじめとするDNAマイクロアレイの概要を説明 し、基礎研究分野で使用されている最新の実用例や論文紹介をすることによっ て、この技術の可能性を紹介することを目的とします。現在、GeneChipを用い た査読付き論文の数は1万本を越えており、その多くは遺伝子発現解析です が、最近は様々なアプリケーションによる幅広い研究分野に使用していただい ております。これらの紹介を通じて、GeneChip技術の概要をお伝えしたいと考 えております。
(2)公開講座「くらしの中の生命科学」について
公開講座「くらしの中の生命 科学」は、受講希望者が定員に満たなかった ため、開講されません。お申込された方には、お礼を申しあげます。またいず れ企画したいと思います。
(3)FACSCalibur使用説明会について
フローサイトメーター FACSCalibur の使用説明会を下記日程で開催します。
参加を希望される方はアンケートシステムから事前登録して下さい。
アンケートシステム
http://gtc.egtc.jp/q/view/index
〆切:9月9日(火)
なお、スペースに限りがありますので、参加者多数の場合は、登録の先着順 にてご案内させていただきますので、あらかじめご了承下さい。参加の可否は 9月10日にメールでお知らせ致します。
(4)『アクティブボード』について
平成20年 9月の『アクティブボード』は、蓑毛 藍氏(大学院薬学教育 部 薬物動態制御学分野)、小泉 寛和氏(エイズ学研究センター ウイルス 制御分野)、及び本園 千尋氏(エイズ学研究センター ウイルス制御分野) の3人にお願 いしました。各ポスターのAbstractも『アクティブボード』の ページ[ http://gtc.egtc.jp/view/active/index ]に掲載していますので、 是非ご覧下さい。