GTC On Line News No.918

2008年 7月15日

 GTC On Line News No.916(2008年6月28日)でもお知らせいたしましたが、
 明日14時から、下記の通り、第97回遺伝子技術講習会を開催します。
 
 多数の方の御来聴を 歓迎いたします。


=== 第97回遺伝子技術講習会 ===
主 催;熊本大学 生命資源研究・支援センター 遺伝子実験施設
テーマ;『細胞イメージング解析の最前線』
日 時;平成20年7月16日(水) 14:00〜15:30
場 所;熊本大学 生命資源研究・支援センター
    遺伝子実験施設 6階 講義室【602】
講 師;GEヘルスケアバイオサイエンス株式会社 
    アプリケーションスペシャリスト   大谷 将 氏
要 旨;
(1) 蛍光を使った細胞イメージ解析のアプリケーション (50 min)
 一定数量の細胞を画像としてとらえ、個々の細胞画像を客観的に定量し、有 意差を示すことは細胞イメージングにおける新しい試みです。IN Cell Analyzer1000やBioStationIDは、細胞の蛍光画像をもとに客観的に細胞を数値 化することを目的として開発された、ユニークなハードウェアと画像解析ソフ トウェアを持ったシステムです。ここではアプリケーションと、その数値解析 を行った実例についてご紹介いたします。また昨今、定量性や標的特異性から バイオテクノロジー分野で様々な蛍光プローブが生まれています。最近の蛍光 テクノロジーについてもご紹介いたします。

   <ご紹介するアプリケーション>
   細胞分化・タンパク質の局在解析・アポトーシス・受容体活性・
   細胞内シグナルトランスダクション・細胞周期・代謝機能など

(2) 細胞イメージ定量化ソフトウェア Investigatorの解析デモンストレーシ ョン (30 min)
 画像から多数の細胞の数値化情報を得ること、またその多数パラメーターを 可視化することは上記のアプリケーションに有用です。また最近ではそこから サブポピュレーション解析によって希少イベントの自動的な抽出や、ヘテロな 細胞群の理論的な解析も可能になりました。ここではIN Cell Analyzerに搭載 している解析ソフトウェア Investigatorを実演によりご紹介します。