GTC On Line News No.884

2008年 1月 8日

 下記日程で、第94回遺伝子技術講習会を開催します。
 多数の方の御来聴を歓迎いたします。

=== 第94回遺伝子技術講習会 ===
主 催;熊本大学 生命資源研究・支援センター 遺伝子実験施設
テーマ;『リアルタイムPCRを用いた定量実験手法』
日 時;平成20年1月23日(水) 13:30〜15:30
場 所;熊本大学 生命資源研究・支援センター
    遺伝子実験施設 6階 講義室【602】
講 師;アプライドバイオシステムズジャパン株式会社 分子生物・細胞生物事業部
    アプリケーションサポート部   安藤 俊哉 氏
内 容;
 リアルタイムPCRを用いた定量実験は、従来のゲル電気泳動に比べてはるかに高感 度、高精度の解析が行えるツールとして、遺伝子発現定量やコピー数検出等さまざま なアプリケーションで広く活用されています。本セミナーでは、リアルタイムPCRの 基本原理、RNA抽出や逆転写反応を含む遺伝子発現定量における実験の流れ、実験的 なTipsとして検量線法とΔΔCT法の違いや内在性コントロール遺伝子の選択を解説す ると共に、リアルタイムPCRを用いたアプリケーションとしてTaqManアッセイによる SNPsタイピングやmicroRNA解析を紹介します。
(主な内容)
  ○  リアルタイムPCRによる検出原理
  ○  遺伝子発現研究のワークフロー
     (RNA抽出-逆転写反応-TaqManアッセイ)
  ○  検量線法とΔΔCT法
  ○  内在性コントロールの重要性
  ○ TaqManアッセイによるmicroRNA解析、SNPsタイピング
  ○ ABI PRISM 7500操作方法説明