GTC On Line News No.858

2007年 9月14日

 下記日程で、第91回遺伝子技術講習会を開催します。多数の方の御来聴を 歓迎 いたします。

=== 第91回遺伝子技術講習会 ===

主 催:熊本大学 生命資源研究・支援センター 遺伝子実験施設
テーマ:『発光技術+ルミノメーターセミナー』
    〜広がる発光技術のアプリケーション及びルミノメーターの用途〜
日 時:2007年10月 2日(火)13:30〜16:00
場 所:熊本大学 生命資源研究・支援センター 遺伝子実験施設
    6階 講義室(602)
講 師:プロメガ(株) テクニカルサポート部長 長谷川 明 氏
要 旨:
 生体分子・活性の定量的な検出法として、感度・簡便性などに優れたルシフ ェラ ーゼが広く用いられるようになりました。代表的なアプリケーションとし てはレポ ーターアッセイが挙げられ、発光検出装置(ルミノメーター)も急速 に普及しつつ あります。
 逆に、発光検出装置(ルミノメーター)はルシフェラーゼアッセイの用途の みで あり、汎用性が低いという評価を受けることがあります。
 実際には、生物発光および化学発光を含めた発光技術は多くのアプリケーシ ョン を有しており、ルミノメーターは、それらアプリケーションの測定に利用 されてお ります。
 本セミナーでは、高感度で迅速なアッセイが可能な発光技術を利用したアッ セイ をご紹介いたします。皆様のご参加をお待ち申し上げております。

    内容(予定)
*生物発光の原理と優位性
*発光技術のアプリケーション
  ・レポーターアッセイ  “ライブセルアッセイや新しい高機能発現ベクター”
  ・細胞増殖試験     “迅速・高感度な細胞増殖・毒性システム”
  ・Kinaseアッセイ   “迅速・簡便なKinase Assay法”
  ・プロテアーゼアッセイ “細胞内プロテアーゼ活性の簡便な定量システム”
  ・ADME-TOX試験    “薬物代謝に関連する試験法”
*発光検出装置(ルミノメーター)について