GTC On Line News No.844

2007年 6月29日


下記日程で、第88回遺伝子技術講習会を開催します。多数の方の御来聴を歓迎い
たします。

=== 第88回遺伝子技術講習会 ===
主 催:熊本大学 生命資源研究・支援センター 遺伝子実験施設
共 催:拠点形成研究B「新世代生命科学におけるプロテオミクス
    研究・教育システムの構築」
テーマ:『フローサイトメーター高速解析の応用
           ~フローサイトメーターと癌~』

日 時:2007年 7月24日(火)14:00~17:00
場 所:熊本大学 生命資源研究・支援センター 遺伝子実験施設
    6階 講義室(602)
座 長:熊本大学 エイズ学研究センター ウィルス制御分野 上野 貴将 氏
講 師:ダコ・ジャパン株式会社 角 英樹 氏
内 容:
内容:
第1部 14:00~15:00
 超小型高機能フローサイトメーターCyAn ADPを用いアプリケーションをご紹介しま
す。
 今回は、弊社独自のテクノロジーであるMHCデキストラマー技術を中心とします。
抗原特異的な細胞障害性T細胞(CTL)を検出・定量・分類するためのツールとして、
MHC/抗原ペプチド複合体と蛍光色素(FITC、RPE、APC)を弊社独自 のテクノロジーで
あるデキストラン・ポリマーに結合させたMHCデキストラマ ー技術を開発し、CyAn
ADPと組み合わせて、腫瘍関連抗原やウィルス抗原などを認識するヒトおよびマウス
のCTLをマルチカラー・フローサイトメトリーで迅速に解析可能となります。

第2部 15:15~17:00
 CyAn ADPは、小型かつ現在販売されている解析専用機では世界最速のフローサイト
メーターで、最大で1秒間当たり7万個の細胞が測定できます。また、CyAn ADPは、
現在販売されている解析専用機では、未溶血サンプルを解析できる唯一のフローサイ
トメーターです。
 今回は、血液サンプルを使用し、未溶血サンプルを用いた検出方法や溶血サンプル
を用いた超高速解析例を実施し、弊社のビジョンである「患者ケアの最適化」に対す
るフローサイトメトリーの有用性を提案致します。