GTC On Line News No.741

2006年9月13日


医学薬学研究部 総合研究施設から、タンパク質解析関係のセミナーのお知らせです。

        ☆セミナーのお知らせ☆

ウェスタンブロッティング・二次元電気泳動セミナーを開催致します。
申し込み等の詳しい内容に関しましては、下記アドレスを参照下さい。
(尚、このURLは、学内専用となっております。)
皆様の御参加を心よりお待ち致しております。

http://133.95.81.14/inst/2006

【日時】
 平成18年9月20日(水)
 はじめてのウェスタンブロッティングセミナー:10:30〜12:00
 はじめて二次元電気泳動セミナー:13:00〜14:30

【場所】
医学総研棟3F 安全講習室

【講師】
 GEヘルスケアバイオサイエンス株式会社 野田徹二氏

【主催】
拠点形成研究B「次世代生命科学におけるプロテオミクス教育研究システムの構築」

【参加希望受付期限】
 平成18年9月15日(金)

【講習会内容】
【はじめてのウェスタンブロッティングセミナー】

ウェスタンブロッティングは特定のタンパク質の発現解析やリン酸化を
はじめとした特定部位のタンパク質修飾の検出を特異的かつ高感度に行う手法
として幅広く利用されています。
更に、二次元電気泳動と組み合わせることにより特定タンパク質群の網羅的な
解析も可能です。
また、最近では蛍光技術を利用することにより、1枚のメンブレンに対し、
複数の抗体を同時に反応させ、複数の異なる情報を一度に検出することが
可能となってきました。
本セミナーでは泳動による分離からブロッティング、抗体反応、そして検出まで
ウエスタンブロッティングの流れと最新情報について弊社製品の紹介を含めて
ご説明いたします。
また、バックグラウンド、非特異的なバンドを抑えて高感度検出を行うための
コツをご紹介いたします。
これからウェスタンブロットをはじめようとお考えの方、実験を行っているが
うまく検出できない方にお勧めの内容ですので、どうぞお気軽にご参加ください。

【こんな方におすすめです】
●ウェスタンブロッティングを用いた実験を計画している

●ウェスタンブロッティングの実験がうまくいかない

●ウェスタンブロッティング関連の最新手法を知りたい
(2種類の抗体を用いたマルチディテクション、二次元電気泳動との効果的な組み合
わせ)

●二次元電気泳動と組み合わせたい

【はじめて二次元電気泳動セミナー】
タンパク質発現解析において、二次元電気泳動は中心的な技術です。
これから実験を始める方、現在導入を検討中の方を対象にした内容で、二次元電気泳
動の原理、
サンプル調製から画像解析までの実験手順の基礎テクニックをご紹介します。
さらに、実験成功に必要なポイント、トラブルシュートをセミナー形式でご紹介いた
します。
また、熊本大学に導入されている機器の簡単なご紹介もさせていただきます。

【こんな方におすすめです】

●これから二次元電気泳動による解析を始められる方

●現在、二次元電気泳動を導入しているが、お困りの点・疑問点がある方

●実験原理・手法などの基礎知識を再確認したい方

セミナー後、個別に質問を受け付けます。

内容についてのお問い合わせ:
拠点形成研究B「次世代生命科学におけるプロテオミクス教育研究システムの構築」
荒木令江(熊本大学大学院医学薬学研究部腫瘍医学分野:内線5323)

その他の事務お問い合わせ

門松 真澄 Masumi Kadomatsu (旧姓:東山)

熊本大学医学薬学研究部 総合研究施設
E-mail:masumi@kaiju.medic.kumamoto-u.ac.jp
E-mail:sunei@kaiju.medic.kumamoto-u.ac.jp
TEL・FAX:096-373-5352
TEL・FAX:096-373-5389
〒860-8556 熊本市本荘1-1-1 医学総合研究棟8F 820室