熊本県立教育センター 県立学校中堅教諭等資質向上研修

日時:2017年8月4日(金) 9:30~16:00

内容:
PCRによるDNA鑑定
  トランスジェニックマウス(遺伝子改変マウス)は、遺伝子の生体内における機能解析に欠かせない実験動物です。私たちの研究室は、大腸菌由来のlacZ遺伝子を導入したトランスジェニックマウスを数多く作製しています。
 本研修では、マウス組織細胞からDNAを抽出し、PCRでlacZ遺伝子を検出します。さて、どのマウスがlacz遺伝子を持っているか、正しく判定できるでしょうか。

 -「実験操作を通して考える」を基本にした研修です-


受講者:2名

当日のスケジュール:

午前 9:30〜12:00
 ガイダンス
 PCRの原理の説明
 マイクロピペット操作練習
 DNAアルカリ抽出
  ※抽出済みのものを使用し、抽出過程はデモンストレーション
 PCR反応液の調製   
 PCR反応

昼食 12:00〜13:00

午後 13:00〜16:00

 アガロースゲルへのPCR反応液のアプライ
 電気泳動
  ※絵移動中にアガロースゲル電気泳動の原理説明
 紫外線でDNAを検出
 結果判定と考察


熊本大学生命資源研究・支援センター ゲノム機能分野
担当講師:吉信 公美子