下記日程で、第94回遺伝子技術講習会を開催します。多数の方の御来聴を歓迎いたします。
=== 第94回遺伝子技術講習会 ===
主 催;熊本大学 生命資源研究・支援センター 遺伝子実験施設
テーマ;『リアルタイムPCRを用いた定量実験手法』
日 時;平成20年1月23日(水) 13:30〜15:30
場 所;熊本大学 生命資源研究・支援センター
遺伝子実験施設 6階 講義室【602】
講 師;アプライドバイオシステムズジャパン株式会社 分子生物・細胞生物事業部
アプリケーションサポート部 安藤 俊哉 氏
内 容;
リアルタイムPCRを用いた定量実験は従来のゲル電気泳動に比べてはるかに高感度、高精度の解析が行えるツールとして遺伝子発現定量やコピー数検出等さまざまなアプリケーションで広く活用されています。本セミナーではリアルタイムPCRの基本原理、RNA抽出や逆転写反応を含む遺伝子発現定量における実験の流れ、実験的なTipsとして検量線法とΔΔCT法の違いや内在性コントロール遺伝子の選択を解説すると共に、リアルタイムPCRを用いたアプリケーションとしてTaqManアッセイによるSNPsタイピングやmicroRNA解析を紹介します。
(主な内容)
○ リアルタイムPCRによる検出原理
○ 遺伝子発現研究のワークフロー
(RNA抽出-逆転写反応-TaqManアッセイ)
○ 検量線法とΔΔCT法
○ 内在性コントロールの重要性
○ TaqManアッセイによるmicroRNA解析、SNPsタイピング
○ ABI PRISM 7500操作方法説明