下記日程で、第93回遺伝子技術講習会を開催します。多数の方の御来聴を歓迎いたします。

=== 第93回遺伝子技術講習会 ===

主 催;熊本大学 生命資源研究・支援センター 遺伝子実験施設
共 催;株式会社イニシアム
    株式会社アステック
テーマ;『QCMテクニカルセミナー』
    〜AFFINIXQシリーズを用いた分子間相互作用測定〜
日 時;平成19年12月4日(火) 13:30〜15:30
場 所;熊本大学 生命資源研究・支援センター
    遺伝子実験施設 6階 講義室【602】
講 師;千葉 晋哉氏(イニシアム社)
    川越 徹也氏(イニシアム社)
内 容;
 AFFINIXQシリーズは、QCM(水晶発振子マイクロバランス法)によりナノグラムレベルで分子認識やその後の反応追跡を重量変化で捉える装置です。分子の結合・解離、重合・分解による絶対重量の増減を水晶発振子の振動数変化でとらえることにより、様々な分子反応を無標識でリアルタイムに定量することができます。
 イニシアムは、ユニークな水晶実装技術と電気回路設計により、世界で初めて、27MHzの高周波水晶発振子を液相中で安定的に発振させることに成功し、ライフサイエンス研究の分野においてQCMの活用範囲を拡大しました。核酸、タンパク質、糖鎖、脂質等の生体高分子上での反応や認識などの基礎研究はもちろんのこと、新規の機能性材料の設計や評価など幅広い研究開発に貢献します。

○講演テーマ <予定トピック>:
 ・AFFINIXQシリーズの測定原理・事例紹介
 ・AFFINIXQシリーズの実機紹介(デモンストレーション)