下記日程で、遺伝子技術講習会を開催します。多数の方の御来聴を歓迎いたします。

第150回遺伝子技術講習会

『DNAマイクロアレイによる遺伝子発現制御解析セミナー 』

日付:2013年 7月 25日(木)17:00〜18:30

場所:熊本大学 生命資源研究・支援センター

   遺伝子実験施設 6階 講義室【602】

講師:  株式会社サイトライン・ソリューションズ 中山 洋一 氏

 マイクロアレイは遺伝子発現の網羅的解析に使われていますが、得られた結果を有効活用できるかは、解析の手法に大きく依存します。今回のセミナーでは疾患メカニズムや薬剤の薬効メカニズム解析における最新の受託解析の内容について、実際の応用例を交えながら紹介致します。各マイクロアレイのメーカーについて幅広く受託依頼が可能ですので、ご興味のある方は是非この機会にご参加ください。

<内容>

(1) マイクロアレイ解析の現状と問題点

・統計解析で得られるデータの限界について

(2) 受託解析で用いるツールの紹介

・バイオデータベースとは

・転写因子データベース:TRANSFACの紹介

(3) 遺伝子発現カスケード解析について

・カスケード解析の原理

・解析例の紹介 〜抗がん剤作用メカニズムの解析〜

(4) 統合解析について

・DNAメチル化解析&mRNA発現解析の統合サービス

・miRNA発現解析&mRNA発現解析の統合サービズ

(5) その他・質疑応答

*参照ホームページ

  MBL総合受託サービス:http://ruo.mbl.co.jp/jutaku/gene_datamining.html

※遺伝子技術講習会および使用説明会は、遺伝子実験施設未登録の方でも参加可能です。是非、周囲の方にお知らせください。