第147回遺伝子技術講習会
『第三世代シーケンサー PacBio RSの最新動向と応用事例 』
日付:2013年 4月 18日(木)14:00〜15:00
場所:熊本大学 生命資源研究・支援センター
遺伝子実験施設 6階 講義室【602】
講師: トミーデジタルバイオロジー(株) 須永 純一 氏
内容:
これまでの第二世代をはるかに上回るリード長を実現し、かつリアルタイムで解析を行う最新の1分子シーケンス機能を備えた革新的な第三世代DNAシーケンサーの最新情報並びに実用例などをご紹介いたします。
1分子リアルタイム検出は、個別分子のダイレクトな測定を可能にし、同時に、カイネティクス情報も保有することで様々な次元のデータを捉えられるようになりました。PacBioRS用のテンプレート調製には、第二世代シーケンサーに必要とされるPCRによる増幅が不要で、GC含有量に関わらず幅広いゲノム領域で均一なシーケンス結果を得ることができます。また、DNA合成と検出を同時に行い、カイネティクス情報として記録されるため、DNAのメチル化といったテンプレート配列の修飾も同定可能です。
参照ホームページ[ http://www.digital-biology.co.jp/allianced/products/pacbio/ ]