下記日程で、遺伝子技術講習会を開催します。多数の方の御来聴を歓迎いたします。

第133回遺伝子技術講習会

IN Cell Analyzer 2000/6000を用いた、多様化するサンプルに対するイメージングサイトメーター技術のアプローチ

日付:2011年 10月 21日(金)14:00〜15:00

場所:熊本大学 生命資源研究・支援センター

   遺伝子実験施設 6階【602】講義室

講師:GEヘルスケア・ジャパン株式会社 ライフサイエンス統括本部

   アプリケーション営業部  高田 元 氏

内容:

 イメージングサイトメトリーは、細胞画像から細胞個々について蛍光強度などの測定値を算出し、細胞集団の様子を評価する技術です。

 本手法は、接着細胞であっても、剥がすことなく形態を維持したままで測定できることが特長であり、その応用範囲は細胞の蛍光強度やサイズ測定に限りません。細胞体や各種オルガネラの形態変化、シグナル活性、分子局在の変化といった、様々なイベントを数値化することでき、フローサイトメトリーを補完する技術として認知されるようになりました。

 昨今では、特に幹細胞・再生医療研究の進展により、サンプルは単一な細胞群にとどまらず、様々に分化した細胞の共培養系、ES/iPSコロニーや胚様体などの細胞集塊、組織化の進んだ再生医療材料、さらには臓器切片など、様々な状態における細胞の測定が求められるようになりました。培養状態や組織形態を維持したまま測定を行うことにより、空間的な情報も含めた多角的なデータを得ることができます。

 今回、弊社イメージングサイトメーターIN Cell Analyzer 2000/6000を中心に、さまざまな細胞サンプルに対して、効果的な測定を行うための技術、および、そのアプリケーション例をご紹介いたします。

  1.イメージングサイトメーター概要

  2.様々なサンプルに対する測定を可能にするIN Cell Analyzer 2000/6000の特徴

  3. アプリケーション事例のご紹介

※遺伝子技術講習会および使用説明会は、遺伝子実験施設未登録の方でも参加可能です。是非、周囲の方にお知らせください。