第130回遺伝子技術講習会
『半導体シーケンサ Ion Personal Genome Machine セミナー』
日付:2011年 7月 7日(木)14:00〜15:30場所:熊本大学 生命資源研究・支援センター
遺伝子実験施設 6階【602】講義室
講師:ライフテクノロジーズジャパン(株)
テクニカルサポート部門 板倉 文子 氏
要旨:
Ion Personal Genome Machine (Ion PGM)の技術は、DNA複製時に放出される水素イオンを半導体センサーでダイレクトかつリアルタイムに検出し、大規模に並列解析を行う次世代シーケンサです。水素イオンを検出するという、最もシンプルな塩基配列決定法であるため、蛍光標識、光学系、スキャニングを必要としません。これにより低コストな遺伝子の網羅的解析が可能となりました。また半導体チップを交換するだけで、目的にあったデーター量を選ぶことができるため多彩なアプリケーションに対応できます。今まで使用されていた方、これから新たに解析をはじめようと考えられている方、是非ご参加ください。
内容
Ion PGMの原理
解析の実際
次世代シーケンサ(ギガシーケンス)との相違
遺伝子実験のワークフロー
質疑応答
今回のセミナーでは、次世代シーケンサとは何か、Ion PGMでのシーケンスの原理およびメリット等をご紹介します。サンプルはどのくらい必要かなどの遺伝子実験のワークフローおよびデーターの解析例なども説明します。
セミナー終了後には質疑応答の時間も設定させて頂きますので、個別のご質問やトラブルシュートにもご活用いただければ幸いです(15:30〜16:00)。
※遺伝子技術講習会および使用説明会は、遺伝子実験施設未登録の方でも参加可能です。是非、周囲の方にお知らせください。