第122回遺伝子技術講習会
『 MI Labs社SPECTシステムVECTor紹介 』
開催日時:2010年 11月 15日(月) 15:00〜16:30場 所:熊本大学 生命資源研究・支援センター
遺伝子実験施設 6階 講義室【602】
講 師: 株式会社ペットテクノロジーサプライズ 代表 金野 真人氏
概 要:
Positron Emission Tomography(PET)とSingle Photon Emission Computed Tomography (SPECT)は、今日では癌の研診断に使用されるだけにとどまらず、生きた細胞と病気の機構の基礎研究や新たな診療方法を開発するのにおいて一般的に使用されています。
Molecular Imaging Labs(MI Labs)では、microPETとmicroSPECTの2つの技術を1台の装置で同時に実行できるVECTor (Versatile Emission Computed Tomography)をTUデルフトと共同で開発することに成功いたしました。VECTorは実験用モデル動物を用いた基礎研究用として設計されています。
PETとSPECTの2つの機能を統合は、2台の装置で別々に測定する非効率を解消するだけでなく、従来にない高い解像度を得ることを実現しています。
今回のセミナーでは、装置の特性およびアプリケーションについてご紹介いたします。
○金野 真人氏プロフィール○
1974年 日本シーメンス入社
X-ray装置のサービス部(技術部)
1977年 CT装置担当(シーメンスCT1号機担当)
1983年 MRI装置担当(シーメンスMRI1号機担当)
1993年 PET装置担当 (シーメンスPET1号機担当)、SPECT装置担当
2001年 シーメンス旭メディテック退社
2001年 (株)ペットテクノロジーサプライズ設立
2002年 放射線医学総合研究所 PET装置オペレーション業務
2007年 PET装置保守管理業務
(小動物PET装置 コンコルドマイクロシステムズ社 F220などを取扱い)
2007年 スイスPMOD社と日本代理店契約 (解析ソフト)
2009年 オランダMILABS社と日本代理店契約(小動物PET,SPECT,CT)
2009年 スペインSEDECAL社と日本代理店契約(小動物PET,CT)
2010年 ドイツCTイメージング社と日本代理店契約(小動物高速CT装置)