下記日程で、第106回遺伝子技術講習会を開催します。今回は、アプライドバイオシステムズジャパンの長谷 麻樹子氏にセミナーをお願いしました。技術講習セミナーの後、休憩を挟んで、ABI PRISM 7500の操作方法説明会を開催します。事前申込は必要ありませんが、翌日開催される第107回遺伝子技術講習会『アプライドバイオシステムズ テクニカルセミナー 〜細胞からの迅速リアルタイム定量PCR実験実習〜』に参加される方は、必ず本講習会を受講して下さい。
 多数の方の御来聴を歓迎いたします。

第106回遺伝子技術講習会

『リアルタイムPCRの基礎及び7500説明会』

開催日時:2009年 5月27日(水) 13:30〜16:00
場 所:熊本大学 生命資源研究・支援センター
    遺伝子実験施設 6階 講義室【602】
講 師:アプライドバイオシステムズジャパン
    アプリケーションサポート 長谷 麻樹子 氏
内 容:
13:30~15:00 技術講習セミナー「リアルタイムPCRを用いた定量実験手法」

 リアルタイムPCRを用いた定量実験は従来のゲル電気泳動に比べてはるかに高感度、高精度の解析が行えるツールとして遺伝子発現定量やコピー数検出等さまざまなアプリケーションで広く活用されています。本セミナーではリアルタイムPCRの基本原理、RNA抽出や逆転写反応を含む遺伝子発現定量における実験の流れ、実験的なTipsとして検量線法とΔΔCT法の違いや内在性コントロール遺伝子の選択を解説すると共に、リアルタイムPCRを用いたアプリケーション解析などを紹介します。

(主な内容) ○  リアルタイムPCRによる検出原理
       ○  遺伝子発現研究のワークフロー
         (RNA抽出-逆転写反応-TaqManアッセイ)
       ○  検量線法とΔΔCT法
       ○  内在性コントロールの重要性
       ○ リアルタイムPCR実験時のプライマー作成のガイドライン
       ○ 昨今のリアルタイムPCRの応用法

15:15~16:00 ABI PRISM 7500 操作方法説明会